10月 052012
 

窓の結露に視点を置いて、少し書きたいと思います(^^)/ 
正直、これで合ってるの?と私自身が思うところもあるので、そのつもりで読んで下さい。^_^;

今回は、結露はなぜ起きるのか簡単に説明します。

結露の発生は、外気温、部屋の湿度や温度、壁や窓の断熱性能、、空気の流れ などに左右されます。
壁や窓の断熱性能と書きましたが、壁や天井や窓 それぞれに結露する条件があり、
窓の結露が減ったら、壁の結露も減る、あるいは増えるなどといった関係は基本的にはありません。

温度の高い部屋のなかでは、空気中にたくさん水分を含める事ができるが、冷えた部分で水滴となる。
これが結露です。
それはわかってるよ・・・。というと思いますが、一番冷えるのが 『 窓 』 
だから、結露は窓に発生しやすい。
窓の断熱対策として、断熱ガラスに交換したり、2重窓にすれば窓の結露は軽減されます・・・。
窓が冷やされにくくなったから結露が発生しないだけです。
空気中の水分が減ったわけではありません。(これ重要!!)

よく、壁紙が結露する(カビてしまう)ので、窓の断熱効果を上げて結露を減らしたいというご相談を受けますが
壁の結露対策にはまったく意味がありません。
あえて言うなら、今まで窓が結露することにより若干の除湿効果があったものが
なくなってしまうので、同じ条件下であれば今までよりひどくなる事が考えられます。

とにかく、空気中に含まれている水分が冷やされる事により、目に見える水滴となって発生する。
これが結露です。 そして、窓の断熱対策をして水滴がなくなったからといって
空気中の水分が減ったわけではありません。

・・・ 次回に続く ・・・

 Posted by at 23:36

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