9月 042010
日本板硝子の真空ガラス スペーシア。 通常はガラスの結露対策として
冬にお問い合わせが多いのですが、今年は夏に大変よくお問い合わせを頂きました。
エコポイントのおかげなのか、暑さが原因なのかわかりません。
先日こんなお問い合わせを頂きました。
スペーシアに交換したら、冬に暖かい日差しが入らなくなってしまうのですか?・・・と。
そこで、さっそく実験してみました。
スペーシアのサンプルを持ち出して炎天下の外に・・・。
すると、思ったほど遮熱の効果はありませんでした。
スペーシアの断熱性能はずば抜けていいはずでは?? いえいえ違います。
遮熱と断熱は違うのです。
遮熱は、太陽の暖かいと感じるエネルギーを遮る効果。簡単に言うと暖かいと感じる
日差しそのものをさえぎるのが遮熱です。
これは、ガラスに遮熱効果の高いフイルムを貼る事でも充分に抑えられます。
断熱とは、熱を伝えにくくする効果です。
ポットや水筒などに例えると分かりやすいでしょうか。
さめにくくまた温まりにくい。
この断熱効果がスペーシアという商品は非常に高いのです。
冷えた部屋。暖まった部屋 の温度をガラスから外部に逃げないようにします。
その結果、冷暖房の効率が大変良くなる。まさにエコガラスの代表とも言える商品です。
ガラスに貼るフイルムでは、断熱効果は期待できません。
話は戻りますが、お問い合わせいただいたお客様に説明したいのですが
うまくお伝えできるかが不安です。。
補足ですがスペーシアはLOW-Eガラスを使っていますので、遮熱の効果もあります。
程よく太陽の暖かさを感じられるガラスとお考えください。
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