11月 282012
 

 

横浜市緑区のお客様から、真空ガラススペーシアの御注文をいただきました。
工事中に、スペーシアのマイクロスペーサーが落下してしまいました。
原因は初期不良なのか、当店の施工ミスなのかは不明です。

真空ガラススペーシアは、2枚のガラスの間に0.2ミリの真空層を作ることで
高い断熱性能を発揮します。
真空層を保持する為に、マイクロスペーサーと呼ばれる粒子状の物が均等に間に挟まっています。
ところが破損した場合や、何らかの原因で2枚のガラスの接着が剥離してしまった場合
真空ではなくなります。
真空じゃなくなった場合、2枚のガラス同士がくっつこうとする力がなくなるので
間に挟まっている、マイクロスペーサーが落下して断熱性能は失われてしまうことになります。
メーカーでは、通常に使用していてマイクロスペーサーが落下した場合10年という長い保証を付けています。
10年しか持たないの? というわけではありません。あくまでも保証期間が10年です。

スペーシアの施工は、技術講習を受けた認定店のみ工事をすることができます。
当店も認定店で、施工するにあたりさまざまな注意点をチェックしながら工事を進めています。
もし、施工不良が原因で10年以内にマイクロスペーサーが落下してしまった場合
メーカーの10年保証は受けられません。

緑区のお客様には、もう一度お伺いするようになり大変ご迷惑をおかけします。
合計24枚のスペーシアの御注文まことにありがとうございました。

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