エコガラスは、優れた断熱性能と遮熱性能によって、
窓ガラスからの熱の出入りを防ぎ、室内を快適に保つとともに、
暖冷房の効率をアップし、暖冷房によって発生するCO2排出量を削減するガラスです。
エコガラスは、快適な暮らしと環境保護を両立し、お財布にもやさしい優れものなのです!
一見普通の複層ガラスと同じように見えるエコガラス。
しかし、大きな違いは、ガラスの内側にある特殊な金属の膜です。
この特殊金属膜が、エコガラスのポイント。
複層ガラスの断熱性能(冬場の室内の保温)がより高まり、また、複層ガラスにはない遮熱性能(夏場の太陽熱の遮断)を実現します。
だからエコガラスは、1年を通して環境保護に役立ち、快適な暮らしを支え光熱費の節約にも交換できるのです。

エコガラスを使った住宅は、夏は暑くなりにくく、冬は冷えにくくなるので、断冷房効率がアップします。
つまり、少ないエネルギーで効率よく、快適に暮らすことができるのです。
エコガラスは、結露対策にも役立ちます。
結露を防止するには、冷たい外気で窓ガラスが冷えるのを防ぐことが大切。
エコガラスには、普通の複層ガラスと比べてさらに高い断熱性能があるため、
外気の冷たさがより伝わりにくく、結露の防止に高い効果を発揮します。


エコガラスは、断冷房のために発生するCO2の排出量の削減に大きく貢献します。
日本中の住宅の窓ガラスを全てエコガラスに換えると、
年間で1,700万トンものCO2を削減することができます。
(板ガラス協会の試算によります)。
1,700万トンのCO2は、
・2003年に全国の家庭から排出されたCO2の
約10%に相当します。
・京都議定書で削減が義務付けられた温室効果ガス全体量の約23%に当たります。
植林に例えるなら、エコガラスに換えるだけで、一戸あたり25本のぶなの木を植樹したのに相当するCO2削減効果が期待できます。
※算出根拠
板硝子協会発行の「住宅窓の断熱化による省エネルギー効果−Low-E複層ガラスによるCO2排出量削減−(SMASHによるシミュレーション計算結果)平成15年3月」に基づき、東京の戸建住宅(床面積84.5m2)一戸あたりのCO2排出削減量を265.55kgと計算しています。これを、ぶなの木1本が1年間に吸収するCO2量11kg(独立行政法人
森林総合研究所 試算)で割り、算出しています。
少ないエネルギーで快適な暮らしを実現するエコガラス。
もちろん、断冷房費の節約にも役立ちます。一般的な戸建て住宅の場合、通常の1枚ガラスからエコガラスに換えると、断冷房費が年間で最高9万円以上も節約できます。

■圧倒的に大きい開口部からの熱損失
■西日や強い日差しで部屋が暑い という人には「遮熱」タイプがおススメ
遮熱とは?
太陽の直射熱(日射熱)の多くは、窓面を突き抜けて、室内に侵入します。
日射熱が部屋に侵入するのを防ぐことを 「遮熱」といいます。
遮熱性能が高いほど、この日射熱の侵入を少なくできます。
・遮熱高断熱複層ガラスは、夏の日差しはカットして、冬は温かいまま。
特殊金属膜で、部屋の明るさはそのままに、夏の強い日差しを60%カットし、冷房効果を高めます。
・カーテンや家具などの色あせや日焼けの原因になる紫外線もカット!
■冬ひんやり冷えて部屋が寒い という人には「断熱」タイプがおススメ
熱は、温度の高い方から低い方へ移動する性質があり、
この移動する熱を少なくすることを 「断熱」といいます。
室内外の温度差により、熱が窓や壁を通り抜けて移動することを「熱が貫流する」といい、
断熱性能が高いほど、この熱の還流が小さくなります。
・高断熱複層ガラスは、冬の日差しを取り込みながら、室内の熱を逃がしません。
住まいの外回りで一番熱が移動しやすいのが窓。その窓の90%がガラスです。
夏に窓から入る熱は家全体の71% 冬は暖かさの48%が窓から逃げています。
エコガラスはお部屋の厚さや寒さを和らげ、結露や紫外線をカットするなどの機能に優れているので、
地球にもおサイフにもやさしいのです。
■どれくらいおトクなの?
神奈川県の住宅では、単板フロートガラスをエコガラスに交換することにより、
CO2と暖冷房費がこれだけ削減できます。(生活環境によりかわります。あくまで目安です)
・戸建て住宅の場合
・マンションの場合

■簡単工事でおススメです
エコガラスのほとんどがリフォームに適した商品です。
今ついているガラスが単板ガラスでも、専用のアタッチメントを使用して
既存の枠を利用して取り付け可能です。
(スペーシアなど一部のガラスで、アタッチメントの必要ないものもあります)
既存の窓枠を生かすので、家中の窓ガラスを交換しても工事は短期間で完了します。
■日本板硝子
- ペアマルチスーパー
- ペアマルチレイボーグ
- ペアマルチLOW-E
- スペーシア
- スペーシア静
- スペーシア守
- スペーシア21
- セキュオペア(遮熱高断熱タイプ)(高断熱タイプ)
- パイロペア(遮熱高断熱タイプ)(高断熱タイプ)
- レイボーグ光
■旭硝子
- サンバランス
- サンバランスセキュリティー
- セキュレサンバランス
- マイミュートサンバランス
- ペヤプラス
■セントラルガラス
- ペアレックスツインガード
- ペアレックスヒートガード
- ペアレックスヒートガードG
- ペアレックスソネス-エコタイプ
- スーパーペアレックスM-エコタイプ
- スーパーペアレックスK-エコタイプ
- 窓ンナ
■日本板硝子 真空ガラススペーシア
窓のリフォームに最適な、冬を暖かく過ごせるエコガラス
一般的な複層ガラスは厚さが12ミリ以上あるため専用のサッシやアタッチメントが必要です。
スペーシアの厚さはわずか6.2ミリ。いまお使いのサッシはそのままですっきりと納まります。
しかも短時間で取替が可能なのでリフォームに最適です。
(一部のガラス構成でアタッチメントが必要な場合があります)
スペーシアは、1枚ガラスの約4倍、一般ペアガラスの約2.5倍の断熱性能と、優れた防音効果。
おサイフにも地球にも優しいエコガラスです。
2枚のガラスの間にいある真空層が熱の「伝導」・「対流」を、LOW-E膜が「放射」を防ぎます。
高断熱仕様のスペーシアは日射熱の取得性能が高いため、
冬は室内が暖かく、室内の暖房熱を外に逃がさないので、暖房負荷を軽減し、省エネに貢献します。
また、ガラスの表面温度が下がりにくいのでガラス面の結露も防ぎます。
透過損失測定値はJIS T-2(30等級)をクリアし、音の伝わりを軽減します。
※網入り板ガラスで構成する防火タイプのスペーシアは、次世代省エネルギー基準のT〜V地域についてエコガラスに適応に適合します。
※防音性能はご利用のサッシによって効果が出ない場合があります。
■旭硝子 ペヤプラス
ペヤプラスの断熱性能は、1枚ガラスの約2.5倍、一般ペアガラスの約1.5倍の断熱性能。
そして特殊金属膜の効果により、紫外線カット率や遮熱効果が高く、
紫外線を約81%、日射熱を約60%カットするため、
冬の断熱だけでなく夏のジリジリした日差しを遮りたい窓にオススメです。

ペヤプラスはガラスの間にアルゴンガスを封入して、断熱・遮熱効果を上げることで、
結露の発生やエネルギー消費を抑えるリフォーム用エコガラスです。
アタッチメントフレームと一体化しているため、今お使いのサッシはそのままで、
ガラスだけを1枚ガラスから複層ガラスに取り替えることができます。
また、アタッチメントフレームには、網戸干渉対策のスリムタイプも揃えています。
|